25歳から10年間の道のり【起業までに習慣化した ”7つのこと” 】第4話〜其の3 リーダーシップ力を身に着ける〜

    其の3  経営者に必要な「リーダーシップ力」を身につける

     

    起業家=経営者=リーダー。なのでリーダーになれる機会があれば率先して、立候補してきました。

     

    でもね、本音はリーダーなんてやりたくないのです。責任重大で、様々な意見、物事を取り纏めしないといけないし、上がり症で人前に立つと赤面するし、出来る事ならリーダーはやりたくないのです。

     

    だがしか〜し!リーダーの経験を沢山しとかないと、経営者には絶対になれないと思っていたので、無理してでも率先してリーダーを経験するようにしてきました。

     

    ☆過去のリーダー経験の中で最も印象に残るエピソード☆

    高校からずっとバンドでボーカルをやっていまして、23歳の時に誰もやっていない、面白いバンドを作ろうと思い、自分の知り合いの歌唱力の高い歌い手9名を集め、楽器隊5名と合わせ、総勢14名のバンドを結成!

     

    一曲毎に代わる代わるボーカルが得意のアーティストのモノマネを熱唱するコピーバンド「Clone’s Mix」🎶

     

    そこで、自分が14名を取り纏めるリーダーとなり、先頭に立って引っ張って行くぞー❗と意気込んでいましたが、いっぺんに色んな意見を言うメンバーについていけず、頭がテンパってしまい、結果的にみんなに引っ張られる、統括力 0レベルの情けないリーダーでした💦

     

    あるメンバーにはリーダー失格の烙印を押され「さくちゃんはリーダーではない」とズバっと言われ、すっかり自信を失い、リーダーは自分には向いていないかもと思うほどの、行動力5、統括力0、決断力0、リーダー力-5、のだめだめリーダーからのスタートでした。

     

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    当時、だめだめリーダーから早く脱却したいと思い、バンドリーダー、音楽イベントの統括リーダー、会社関係のリーダーなど、同時に3つのリーダーを掛け持ちしていまた。

     

    そして、あの悲劇が起こりました。

     

    当時の仕事が現場から営業へ部署移動による環境の変化や失恋、それと同時にリーダーを掛け持ちしたせいで、見事に自分のキャパを超えてしまい、

     

    思考回路が停止!

     

    不眠症、記憶力、判断力の低下、過食症、

     

    そして全ての物事をネガティヴに捉えてしまう完全無気力な状態になってしまいました。

     

    何もしたくない!何をしても楽しくない!放心状態!

     

    心そこにあらずの抜け殻佐久間になってしまいました。

     

    初めて心療内科に行き、”うつ病” と診断され、入院を強く勧めれましたが、ここで入院したら、社会復帰が難しくなると思い、最後の力を振り絞って「入院はしません」とお断り。

     

    出口の見えない真っ暗闇のトンネルの中に迷い込んでしまい、もう一生ここから出られる日は来ないのだと、本気の本気で思う日々でした。

     

    会社を何日も休む日々が続き、そんな時に多くの人が僕を支え救ってくれました。

     

    ☆僕を窮地から救ってくれた4人の恩人☆

    ★1人目 人生で一番尊敬する 父

    人に会う事が極度に怖くなり、会社に行けない日々が続き、もう職場復帰するのは不可能だろうと思い「会社を辞めたい」と父に相談。

     

    わかった!「俺が会社に行って辞める手続きをして来る」と言う父。

     

    そこで「はっ」とする!

     

    24歳の大の大人が、自分で会社を辞める事すらも上司に直接会って告げられないような自分はダメ人間だ!親に甘え過ぎだ!父の顔に泥を塗りたくないと思い、もう少し頑張ってみようと決心する!

     

    ★2人目 産みの母

    20代の頃は人のせいする傾向が強かった自分は、こうなってしまったのは俺を産んだ母のせいだと、本当に酷い暴言を吐いていました。

     

    そしてもう消えてしまいたいと思った時、全力で我が子を守る母の寛大さに触れ、母の愛の深さを、ただただ感じ、もう絶対に心配はかけたくない、頑張ろうと決心する!

     

    ★3人目 会社の直属の先輩

    先輩が休みがちな、自分を心配してくれて夜飲みに誘ってくれました。当時の自分は何を質問されても、返答出来ないくらい、思考回路が停止していました。

     

    そんな中、先輩は3時間くらい、ずっとずっと励ましてくれました。内容はあまり頭に入ってきませんでしたが、心の底から、僕を心配してくれている事は伝わってきました。

     

    そして、先輩がある提案をしてくれました「人目が気になるのなら、みんなが帰った、夜19時から出社してみてはどうだ?」と言われ、それなら会社へ行けそうだと思い、徐々に職場復帰し半年後には、以前のように仕事が出来る日々を取り戻す事が出来ました。

     

    ★4人目 会話不要の実の兄

    実のところ、佐久間兄弟は妹とは仲が良いのは有名ですが、逆に兄との不仲説が囁かれていました。

     

    一緒に居ても、まず会話がありません。たまにする会話は「車の調子はどうだ?」「まあまあだ」くらいです。

     

    仲が悪い訳ではなく、なんだか照れくさいのです。深いラインでは強い絆があると思います。

     

    そんな兄は、家族会議の中で究極の事態の時に登場するストッパー役です。

     

    父も母も最後の頼みの綱は兄貴だと言い、一人暮らしをしている兄のアパートへ父、母、俺、妹で押しかけ、相談しに行った時の兄貴の一言

     

    「人生適当に生きろ」でした。

     

    多くは語りませんでしたが、僕にとっては、この言葉は衝撃的でした。

     

    自分は周りからよく思われたいと思い、ずっと人目を気にして生きてきました。枠から外れる生き方が出来ず、常に全力投球。クソ真面目に生きてきました。

     

    そんな中「適当に生きろ」って言われて、凄く楽に生きられるようになりました。

     

    時には枠から外れた生き方をしてもいいんだー。それからハメを外したり、やる時はやる!力を抜く時は抜くのメリハリをつけて生きられるようになりました。

     

    ☆リーダーに求められる11の資質☆

    ①勇気を持っていること。

    ②セルフ・コントロールの脳力を持っていること。

    ③正義感を持っていること。

    ④強固な決断力を持っていること。

    ⑤計画性を持っていること。

    ⑥報酬以上の仕事をする習慣を持っていること。

    ⑦明るい性格を持っていること。

    ⑧思いやりと理解を持っていること。

    ⑨詳細を知っていること。

    ⑩責任感を持っていること。

    ⑪協調性があること。

     

    第5話はこちらから ↓↓↓

    25歳から10年間の道のり【起業までに習慣化した ”7つのこと” 】第5話〜其の4 メモをする癖をつける〜